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『Mr.インクレディブル』 DVD 115分 原作: 監督:ブラッド・バード 吹き替え:三浦友和 黒木瞳 宮迫博之 綾瀬はるか 『モンスターズ・インク』も『ファインディング・ニモ』も好きだけど、『Mr.インクレディブル』も期待にたがわずでした! CGももちろんすごいのですが、(海とか炎とかめっちゃ本物みたい)ストーリーがいいわ。 PIXERらしい展開の早さで、全く飽きるところなし。そしてそれぞれのキャラクターがカワイイ。 変に悪者を倒したぞー!で抱き合って喜んでハッピーエンドで終わらないところは、実写版映画が見習ったほうがいいのでは…と思えるほどです。 もちろんアニメだから可能なところは多分にあって、これを実写版でやったらどんだけおもんないか…リアルっぽいところもありつつ、超人的な部分はやっぱりファンタジーのほうが自然ですね。 最後に悪者がやっつけられるシーンはちょっと「アンパンマンとバイキンマンか?」と思っちゃいましたが。ママはバーバパパだし。 日本語吹き替え陣も豪華でしたが、やっぱり元のセリフが聞きたいので、字幕でみました。 吹き替えでも見たかったけど、とりあえず時間なかったのでまた機会があったら見たいです。 全体を通して言えば、家族で敵をやっつけようって単純な筋だけど、けっこう深い部分も含まれていました。 男っていつまでもヒーローでいたい。昔の自分の全盛期を誇りに思って、いつまでもそれにしがみついていたい。助けたい人が近くにいても、自分や会社にとって無関係だろうと上司に怒鳴られるなど、そんな社会のルールは割り切れない。 女は反対に現実的で、いま生活を守りたい。専業主婦である自分に対して、社会でバリバリ働く女性から同情の目を向けられることへの憤り。 ところでコレ見た方、シンドロームってくりーむしちゅーの有田に似てませんか? もう途中でそう思ってからは有田にしか見えませんでした。 さて、このDVDの行方は… いやもう最悪だと思いますよ、ウチの夫婦は。 kiri_yam家へ差し上げます。ここ2週間ほどデジタルビデオカメラを借りてたお礼。 新品で渡すのが常識だということはわかっております。あげてから、借りればいいじゃないか、と。それが正解です。もはや中古品… こんなことしても許される相手にしかしませんよ、もちろん。 ちなみに『ファインディング・ニモ』もこの手法で観ました。
by natsuko_cat
| 2005-06-30 23:29
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